虫歯の治療について

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基本的な虫歯治療について

虫歯治療は、歯の状態や医師の判断によりますが、おおよそは次のようになります。

1.初期の虫歯

バイオフィルムと呼ばれる、歯垢・プラーク・細菌の固まりを取り除き
再び歯垢が付かないように、歯科衛生士から歯磨きの指導をしてもらいます。
仕上げにフッ素などを塗れば効果的です。その後は、経過観察をいたします。

2.中期の虫歯

象牙質が虫歯になっているかどうかを、専用の染色液で調べます。
それで必要だと判断されれば、機械や手作業で使う専用の器具で歯を削ります。
歯を削り、再度検査液で虫歯菌がいない事を確かめたら、詰め物をしていきます。

削った場所に専用の接着剤を塗り、「レジン」という歯科用のプラスチック樹脂で出来たものを詰めます。詰め終わったらレジンを削り、咬み合わせを調整します。

レジンは保険が適応されます。
色が白く銀色ではないので、これを希望される方が多くいらっっしゃいます。
ただし虫歯を削る量により、詰めるだけでは不十分になる事があります。
ですので、可能かどうかは、担当の先生にご相談される事をおすすめいたします。

虫歯で削った部分が大きく、「レジン」での修復では不十分な場合は別の「インレー」と呼ばれる詰め物で修復します。

その場合は、ます虫歯の歯型を取り、歯科技工士に作成を依頼します。
一般的に5日から1週間後くらいに装着する事が多いです。
その日は、歯科用のセメントで仮のフタをします。
患部を舌で刺激される方が多いので止めてくださいね(*^_^*)

「インレー」には、保険が適応される、「銀色のインレー」と保険が適応されない「セラミックインレー」「ゴールドインレー」などがあります。

私も装着していますが、やはりセラミックインレーの方が断然イイです!
見た目が美しく、耐久性にも優れています。

保険が適応されず、現在1本4万円とやや高価ですが、その価値は十分実感できます。
銀色は見た目にも悪く、2次虫歯にもなりやすいので、あまりおすすめは出来ません。

3.歯髄(神経)にまで達した虫歯

歯に痛みを感じず、歯髄が健康であれば、神経を残す治療を心がけます。
しかし、歯に痛みを感じる場合は、本意ではありませんが、神経を抜かないといけない事になります。

歯を削り、神経を露出させ、ファイルやリーマーと呼ばれる専用の極細の器具で神経を取り除きます。
さらに歯の根っこを広げて、充分に消毒します。

その後は、ゴム状の根管充填材を隙間なく埋めて、歯科用セメントでフタをします。
この流れを、「根管治療」と言います。お聞きになられた事がある方も多いかと思います。

経過が良ければ、セメントを取り除き、土台(コア)を装着して被せ物(クラウン)を被せれば、治療は終わりです。

4.神経が死に、歯根まで達した虫歯

歯髄(神経)が死ぬと、歯の痛みは無くなりますが、根っこの中で細菌が繁殖します。
ですので、清掃と消毒、そして上記に記載されている根管治療と同様の治療が必要になります。

5.重度の歯根しか残っていない虫歯

最後になりますが、このような状態を「残根」といいます。その言葉通りです。
これまでは、「即抜歯」という事が多かったですが、最近は出来るだけ残す事を心がけている歯医者さんも多くなり、根管治療のあとに、土台(コア)をしっかり作って、かぶせ物(クラウン)を装着する事が多くなってきました。

まつもと歯科では根管治療のためにマイクロスコープを導入しています。歯を抜かずに治療出来るように、出来る限りの治療を行います。

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